おなじほしをみつめていたい

ゆるゆると宝塚について語れたら。初恋は凰稀かなめさん、七海ひろきさんに愛を叫び、瀬央ゆりあさんに落ちる。

あばよ!男役七海ひろき!

改めまして

 

七海ひろきさん!

3/24 宝塚ご卒業おめでとうございます!!!

 

退団日明け方は大変感傷的になってしまいました。

それどころか退団発表日も大変落ちこんでいて・・・

なので今日は明るく!努めて明るくいきたいと思います!!!

(書き終わってみたら全然明るくなかったです。むしろ重い、めちゃくちゃ重い。許してください)

 

3/24 日付の変わった瞬間から起きておりました。そのまま朝まで起きてました。かいちゃん退団日を感じるため・・・ではなく仕事です、ええ。

でも日付が変わった時からああ、今日だな、と思い

ブログに想いのたけをぶつけ

太陽が昇れば「かいちゃんは起きたかしら?」

とかいちゃんを想い続ける3/24でした。

仕事も終え外に出るとまぶしい太陽が・・・

すっきりとした綺麗な青空の中、ぽかんと雲が気持ちよさそうに漂い、少しだけ冷たい風が頬をなでる

そんな素敵な朝でした。

一晩中仕事をした後にそんなに良いお天気だと、いつもはまぶしすぎて気持ちがより疲れてしまうのですが、あの日だけはそんなこと思いませんでした。

「かいちゃんの良い船出の日になる」

そう思いました。かいちゃんの入り出の麗しいお姿を見るにしても、会のみなさんが真っ白なお衣装でかいちゃんを待つにしても、お天気が良いに越したことはありません。

地球上のすべてが、かいちゃんの船出を祝福している気がしていました。

 

お家に帰るとかいちゃんの入りのお写真がTwitterにあがっていました。朝日に照らされて神々しいタキシード姿・・・。

タキシード?!?!?

ちょっ、えっ、ちょっ、、、、

タキシード?!?!?!

・・・フロックコートのガチめなタキシード。

新郎さまってことですか?え、なに、ファンのみんなと寿退団だよ的な?そういう?

 

・・・かいちゃんなめてた。さすがすぎる。そのようなわけで私も画面越しに新婦さまになりました(って受け取っても良いですかお兄様・・・)

大劇場でのお衣装がカジュアルだったので、そっちで攻めてくるかなと思って完全に油断していた。

 

私は関東某所でライブビューイングの予定でしたので、入り出には参加せず(会の方にも入っていないのでもともとギャラリーですが)、仕事明けだけど全然重くなくむしろ爽快な気持ちで映画館へ。

わくわくどきどき2割、寂しさ8割の観劇。

最期だから楽しまなきゃって自分に言い聞かせて、でも寂しくて。

 

しかし始まってしまえばエルベの世界観にどっぷりつかりました。

ビアスは見守る人、いじわるじゃなく本当にその人のことを思っている人。

カールを尊敬し船乗り仲間と愉快に水夫をやっている、頼れるお兄ちゃん。ただその刹那的な生き方の中でも、小さな幸せを守りたいと思っている人。

きっと強くて優しくて、でも不器用な人。そして傷ついても、愛することはやめない人。

そんな姿がすごくかいちゃんに重なりました。

「じゃあみんな!あばよ!」

そう言ってトビアスがベティの手を取り酒場を発つ場面。

かいちゃんの強さと優しさと希望を感じました。そして、やりきった、という思いも、表情に溢れていたと思います。

 

上田先生に一筆書いて送りたい。元々上田先生大好きな私ですが、今回もっと好きになりました。

かいちゃんの退団にこんなに素敵なお役を振ってくれて。

こんなにすてきな場面をたくさん与えてくれて。

かいちゃんの男役を感じられる舞台を与えてくれて。

本当にありがとうございますと伝えたいです。

私も、きっとかいちゃんもファンの方たちも「やりきった」という気持ちでいっぱいです。

退団でそのような役に巡り合うのはなかなか難しいと思っています。なので、本当に嬉しかった。

 

あとエルベで言っておきたいシーン!

最初のビール祭りのシーン、「プロージット!」という琴さんのセリフで幕開けし、その琴さんが舞台に降り立つと同時にかいちゃんが大階段で、しかも一人ど真ん中で歌い始めます。そしてそのままくらっちとデュエット。感動しました。トップさんでも二番手さんでもないけれど(やはり宝塚はトップや二番手さんにならないと大階段使えないイメージで、なのに)大階段を一人で使って歌っていて、スポットライトが当たっていて。。。

大きなスターさんになったと思ったと同時に、七海ひろきという男役を惜しんでくれたこと、認めてくれたこと、大切にしてくれたこと、本当に嬉しかったです。

本当に、ありがとうございました。

 

 

そしてエストレージャスですね。

今回(当たり前かもしれませんが)かいちゃんさよならショーはありません。それが悔しいやら辛いやら、だったけど。エストレージャスのショー自体が、かいちゃんのサヨナラショーのようで嬉しかった。ポップスター~星に願いをまで、3曲、かいちゃんメインのシーンがありました。

「君をもっと夢中にさせてあげるからね」「魔法をかけよう」

「行かなくちゃ」「桜の花びらが夜に散ってしまう前に」「誰よりも優しすぎる心を閉ざす前に」

J-popでこんなにかいちゃんらしい歌詞を歌っている歌があったなんて。

今のかいちゃんからのメッセージのようで、最初聞いたときほんと泣けた。そして最後も泣けた。(YouTubeで散々原曲聞いてすでに歌えるようになった)

嬉しかったです。これも、エルベのときと同じように、かいちゃんを惜しんでくれて、大切にしてくれて、本当に嬉しい場面でした。

 

退団のご挨拶。

袴の正装で大階段を下りていらしたかいちゃん、いや七海ひろきさんは、この上なく品があって、凛々しくて、美しくて、麗しくて、本当にかっこよくて、これぞ男役、これぞタカラジェンヌと感じる姿でした。

「もし、明日世界が終わっても」

その言葉で始まるご挨拶が、なんとかいちゃんらしいと思ったことか。

 

「不器用な私は、1人でもがき、苦しんでいました」

「そしてある時、舞台に立つことが怖くなりました」

「そんな私を救ってくださったのは、他でもない、ここにいる皆様です」

どんなに応援しても、どんなに言葉をかけても、最終的にがんばるのも、努力するのも、恐怖に打ち勝つのも、かいちゃんだよ。

 

「私より私を信じてくださるファンの皆様」

たくさんの媒体でこの言葉をおっしゃっていますね。でもかいちゃん、違うんです。むしろね、いつも信じさせてくれてありがとう。何もあてずっぽうで、適当に信じていたわけではないんです。かいちゃんの言葉が、舞台にかける姿勢が、ファンのみんなへの思いが、信じる力に変わっていったのです。かいちゃんがかいちゃんだったからこそ、かいちゃんを信じたいと思ったんです。本当に、信じさせてくれてありがとう。

不器用だけど、もしかしたら歌も踊りも他の人よりスタートが遅れて難しいこともあったかもしれないけど、それでも真摯に向き合う姿に、役のことを考え、深めていく姿勢に、誰にでも優しくかかわるその強さに、私は惚れたんです。この人なら信じても大丈夫、この人のことを信じてついていきたい。この人なら、どこまでついていっても後悔はしない、そう思ったから、信じていたんだよ。好きでいたんだよ。

だから本当に、本当に、信じさせてくれてありがとう。

不器用だけどまっすぐ、生きていくその姿を見せてくれて、本当にありがとう。

 

「宝塚に恋をした私は、皆さんに愛を教えていただきました」

愛って難しいね。ずっと好きでいることとは違う気がしています。思い通りにいかないいところも、その人の欠点もすべて受け入れて、好きが上回るとかではなくて、その人を愛する。難しい。でも、まだまだ若輩者だけど、私も、かいちゃんから愛を知ったと思う。愛をたくさん与えてくれてありがとう。私はなにも返せていないね。

 

「はぁ~、素晴らしい宝塚人生でした」

はぁ~、素晴らしい、かいちゃんファン人生でした。

 

「これからは、変わらないために、変わり続けていきたいと思います」

変わらないって難しい。もしかしたら、他の人からは変わってしまったなって思うことが多くあるかもしれない。でも、根っこの部分は変わっていない、そこを守るために、成長するために変わっていくんだよね?とそうに思ってます。

この言葉を唱えながら、私も変わらないために、変わり続けて生きたい。そう思います。

 

かいちゃん、本当にありがとうございました、そしてお疲れさまでした。

 

GRAPHや歌劇、さよならインタビュー、かいちゃんディナーショー、もろもろ見させていただきました。

かいちゃんのために送ることばが愛に溢れていて、嬉しかった。

かいちゃんの千秋楽の入り出にたくさんのファンの方がいらっしゃった。

かいちゃんが愛されていることを知るのが、こんなに嬉しいことだとは思わなかった。

 

何度お礼を言ってもたりないくらい、ありがとうございますと言いたい。

というか言ってます。

 

歌劇の琴さんの言葉じゃないですが、これから宝塚の舞台をみて、星組をみて、宙組をみて、タカラヅカスペシャルをみて、スカステをみて、歌劇GRAPHをみて、かいちゃんの姿を探すんだと思います。そのたびいないことに気がついて、心に暗い影がおちるんだろうな。

 

かなめさんが退団されてからこの4年間、宝塚というよりもかなめさんが好きだった私が、こんなにも宝塚を好きになったのは、かいちゃんがいたからだと思います。かなめさん時代も宝塚を好きになっていたけど、かなめさんが卒業されたら私も宝塚を卒業するだろうなと思っていたあの時。でも、やっぱり、、、かいちゃんの様子と宙組の様子だけはみておきたいと少しだけひっかかった、あのひっかかりがなければここまで宝塚にはまっていなかった。気軽に追えるかいちゃんだったのに、かわいいあざらしちゃんだったのに、こんなにも重く、深く、好きになるなんて。ミッターマイヤーを見たときは全然思わなかった。

 

退団は本当に寂しい。

でもかいちゃんが決めたこと、かいちゃんがやりきったこと。決してそこに異を唱えたくはない。

どんなタイミングであれ、かいちゃんが決めたこと、かいちゃんが選んだこと。そんなかいちゃんだからこそ、好きになったのだから。

 

大好きです。男役七海ひろきは卒業してしまったけれど、かいちゃんにはこれからがありますもんね。

大好き。

 

みなさんの心に残ることをしたいとお話しされていたから、きっとお芝居の道に進んでくれるんだろうなと思っているのですが、、、かいちゃんのストリートプレイに本当に期待しているんですが。

これからのかいちゃんを楽しみにしたいと思います。

あれですよね、インスタとかも、やってくれたり、するんですよね??ね???

かなめさんとかきたさんとか、この前退団を発表されたあっきーとか(ちょっと宙組の退団についても時機に触れたいと思います)、ゆうひさんとか、、、あわよくばちーさまとか写っちゃったりするインスタやりますよね?っていうかやりませんか?

(退団の挨拶の前の言葉:柚組長が読むやつ:にも蓮水ゆうやさんと~WMWっていってたのまじでたぎったんですが:ここまでぶっこむかいちゃん最高)

今のところ色んなところ(雪組さんの20世紀号とかタソさんディナーショー)で目撃情報あるだけですよね?これからに期待!!!

 

はぁ~、かいちゃん最高。大好き。愛してる。

 

きっと瀬央さんがいるから星組観に行くだろうし、れいちゃんトップに王手かけてるっぽいから花組さんも行きたいし、ていうかもう宝塚が好きでこの沼から抜け出せる気配がないから、でもかいちゃんもかなめさんも観に行きたいし。まじキャパオーバーでもがんばる。いっぱい稼いでお金貯める。そしてチケット確保する。

がんばるぞー!!!

 

では、万感の想いを込めて

「さらば!男役七海ひろき!」

 

 

 

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